こんにちは☺
佐久間です👓
灼熱の暑さにやられそうな毎日ですが、暑さにやられる前に水分補給をして蓄えて、この暑い毎日を乗り越えましょう💪
少し時間が空いてしまいましたが、今回は1つ前のがんさんが書いたブログの書ききれなかったエピソードを私が代わりに書かせていただきます。
以下はがんさんの言葉です。
1日目の福島での植樹祭の下準備の際に、ふと思いました。福島といえば、合宿の時などに何度もお世話になった、Jヴィレッジがあります。そこの食事をする場所で働いていた朝子(ともこ)さんという方がいらっしゃいました。朝子さんは、練習で疲れてお腹を空かしてそこへ向かうと、いつもニコニコしていて温かく迎えてくれて、話しているうちに連絡先を交換させてもらい、何かあると連絡をさせてもらっていました。そこで、福島の地にいて、朝子さん元気かな?とふと思い、少しの休憩時間の時にいきなりですが電話を久しぶりにして声を聞くことができました。朝子さんも東日本大震災の時に被害に遭われて、当時お家を流されてしまい、命からがら車で逃げたということをおっしゃっていました。朝子さんも80歳になられたとおっしゃっていましたが、とても元気そうで、私が福島に来て植樹のお手伝いをしていることをお伝えしたら、とてもびっくりしていました。このお手伝いを通して、朝子さんにもお電話するきっかけを与えていただき朝子さんの声を聞くこともでき、ほっこりした気持ちになり、とても元気をもらいました。
そして、それから気仙沼のホテルに向かいました。ホテルに到着して本来なら、温泉に入り美味しいご飯を食べてまた温泉に入って、というようなことをすると思うのですが、私と未稀は長期オフの最中だったので、体を動かさなければという衝動にかられ、走りに行き、バトミントンをして汗を流しました。そして次の日の朝も走りに行き、ホテルの前にいい感じで傾斜のある坂道があったので、坂道ダッシュをしました🏃
合宿でもなく、未稀と一緒に寝泊まりをして体を動かし、温泉に入り色んな事を話したりすることができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
そしてこの旅は、木村社長がずっと運転をしてくださいました。道中でも色々なお話をすることができて本当に楽しかったです。私と未稀が寝てしまったことは内緒の話ですが…(笑)車での3人旅は本当に最高でした!!
以上がんさんによる旅のエピソードでした☺️
今回の福島、岩手への訪問を通して、沢山の方々との出会いがありました。鎮守の森プロジェクトの下準備で出会った皆様、小山家の皆様、NPO法人桜ライン311の皆様、本当にありがとうございました。実際に目で見て、聞いて、感じるものが沢山ありました。なんて言葉で表したらいいか、正直とても難しいですが、多くの人の想いを忘れずに今を全力で生きようと思いました。
震災の資料館で見た、震災後の被災地の姿から今に至るまで本当に多くの方々が尽力を尽くしたことが目で見て感じました。どんなことに対しても、私にできることを精一杯にやろう、そう強く思いました。
2日間、本当に貴重で感慨深いものとなりました。
そして、社長とがんさんと過ごす時間がとっっっても楽しかったです!!
このような時間をつくってくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました😭
最後に社長の言葉となります。
こんにちは。木村です。
東日本大震災から14年の歳月が過ぎました。今でも当時を思い出すと心がぎゅっと締め付けられるようで苦しくなります。
長年、競争の世界で生きてきた私にとって2011年は人生のターニングポイントでした。
大震災が起きてから3週間後、変わり果てた陸前高田市に着き車から降りる時、足が震え涙が溢れ心が割れるような感覚になったことが忘れられません。
見渡す限りの茶色の風景に、これは現実なのか、罪のない多くの命を、生活をなぜ・・・
これは私の今までのこだわりやちっぽけなプライドの人生観が大きく変わるきっかけになりました。
困っている人がいたら助け、寄り添い、手を差し伸べる、そんな人として当たり前のことができなかったところから、復興ボランティア活動を通して多くの方々に出会い、それぞれの考え方、想いを素直に聞き、寄り添うことを身をもって学びました。
「津波に流されちゃって何もあげれるものはないけど、ありがとうね。」と言っていただき、ありがとうの一言が今も心に刺さっていて、人に優しく、想いやりをもって接することを心掛けるようになりました。
当時津波で、港は壊れ船は流され、畑や田んぼは塩害と瓦礫で埋め尽くされ、多くの工場や商店、住宅も倒壊して電気、水道、通信などのインフラが麻痺していて途方に暮れる大人達、家族や大切な人からの連絡を待ち続ける人達、混乱している大人達に気を遣い、我慢し、頑張り続ける子供達の現実を目の当たりにしました。
偶然にも、私が復興ボランティアで訪れていた陸前高田市、毎年津波の到着地点に桜の植樹会を行う桜ライン311の拠点地に、弊社社員の荒川恵理子がブログでも書いていた、毎年お花を送っている史織ちゃんの家があることや、お母さんが桜ライン311の岡本代表やNPO法人おはなしころりん代表の江刺さんとも知り合いだったこと、改めて人と人の繋がりは不思議だなと思いました。
今回は弊社社員の荒川、佐久間と3人で福島県、岩手県、宮城県の被災地を訪れることができました。
この現実は、自分が生きている時代に起きた受け入れがたい現実であり、与えられた試練だと思います。愛する人を失い悲しみを背負いながらも前を向いて懸命に生きる人の強さ、次の世代へ教訓を語り継ぎ、少しでも悲しむ人がなくなり、平穏な生活を過ごせるように、現地で自分の目で見て、耳で聞き感じたことに対して素直に向き合い、それぞれの想いを胸に、これからも自分のできることを、楽しみながらやり続けていきたいと思います。
東北旅へのブログはこれにて終了です🍃
長くなってしまいましたが、ありがとうございました☺️