こんにちは!
今日も、新型コロナウィルスと最前線で闘う医療従事者の皆様に感謝申し上げます。
さて、2011年3月11日に発生した東日本大震災から、11年が経ちました。
新型コロナウィルスの影響により、開催できなかった宮城県岩沼市の「千年希望の丘植樹祭2022」と「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」に3年ぶりに参加してきました。
以前、目にした、建物も緑色の草木も人の気配も全くなく、茶色一色の光景が忘れられません。昨日まで何事もなく、普通に生活していた家も家族も人の心までも一瞬にして津波により流され、瓦礫に埋もれてしまいました。事故前の生活に戻ることはできませんが、前を向いて進んでいかなければいけません。
岩沼市の「千年希望の丘」での植樹祭は、今年で最後になります。2013年にスタートし、337,000本もの苗木が植えられました。植えられた苗木は、深く根をはり、大きな木々になり、将来、防災林として津波の勢いを和らげ被害を最小限にするそうです。1人の力は微力ですが、微力が集まれば大きな力になります。
被災地の方々の心の傷は、癒えることはないかもしれませんが、少しずつ前に進みながら頑張っている方々が笑顔になるよう、微力ながら支えていきたいと改めて思いました。
写真はすべて、”鎮守の森プロジェクト”の写真を引用しています。