こんにちは。
社長の木村です。

今日もコロナウイルスと最前線で闘う医療従事者の皆様に感謝申し上げます。

さて先日、弊社が担当させていただきました「埼玉医療大学国際医療センターF棟増築他工事」
を無事故・無災害で施工が完了したことを報告いたします。
御指導ご鞭撻そして御協力くださいました皆様、誠にありがとうございました。
今回の工事は、放射線を扱う検査室も含まれていたので、壁やスラブに鉛を何層にも
取込む複雑な工事でした。福島原子力発電所の想定外の事故が発生したことも教訓に
慎重かつ確実に施工いたしました。
形は異なりますが、少しでも医療のお役に立てていたら幸いです。

コロナウイルスが猛威をふるい1年以上が経ちますが、終息が未だ見えない状況です。
医療従事者様をはじめ多くの飲食店舗や企業様が苦しんでいます。
子供たちも修学旅行や運動会など学校行事が中止になり、
教科書では学べない、大切な友達との思い出や経験の場が失われています。
終息に向けて、もう少しみんなで頑張りましょう！

弊社においてもコロナウイルスの影響を受け、
工事の延期・計画縮小などで仕事が空くようになりました。
一見マイナスな状況にも見えますが、この与えられた時間を”個々のレベルアップ”の時間だと捉え
前向きに過ごしています。
連日工場内では、鉄筋工1.2年目の社員を中心にレベルアップを図っています。
何事も初めは誰もが上手にはできません。
上手くいかないと投げ出したくもなりますが、そういう時こそ上達のチャンスなのではないでしょうか。
いかなる状況でも”楽しさ”を見出すことが大切だと思います。
弊社では、1.2年生にはちょっとしたゲーム形式を用いて取り組ませています。
ある日はベース、ある日はスラブ、またある日は梁や壁配筋、など課題を変えながら
タイムトライアルで競争させます。負けた人には罰ゲームが用意されていたりします。
時には、私も参戦します。私に勝利したら焼肉食べ放題などご褒美を用意することもあります。
（ただ、1度も負けたことがありません。私が1番です。）
やはり何事も楽しみや目標を決めて行うことが大切だと思います。

今回、この”個々のレベルアップ”期間では実りある収穫ができたと思います。
若手社員としては、分からなかった部分を時間をかけて教えてもらったり、現場ではまだやっていないこともできたりと良い経験を積むことができたと思います。
今後も若手に限らずベテラン社員も含めた全社員と共に、現場の場面を想定しながら安全で新しい工法がないか模索し続けていく所存です。
事務作業においてもBIM・CIMを取り入れた3次元３DCADに挑戦しています。
着工前に問題点を見つけ事前に対応し現場作業が安全にスムーズに進むようにしていく、という新たな取り組みを行っていきます。

コロナ渦で大変厳しい状況ですが、「ピンチはチャンス」。
逆転の発想で現状を打破する。そしてやがて来るチャンスを掴む。
そのために今できることをしっかりやっていきたいと思います。
今後も日々の準備を怠らず目標達成への取り組みを続け、問題点や課題を見つけ出し、みんなで協力し話し合いながらより良い仕事・環境を作っていきます。

最後になりましたが、暑さが厳しくなる折、健康管理をしっかり行い健康に過ごしていきましょう。