Loading

JCN(東日本大震災支援全国ネットワーク)ツアーin東北2019『答えは東北にある! 』福島開催に参加してきました!

こんにちは。
2019年も残すところ僅かとなりました。
社長の木村です。

さて、先日、タイトルにありますように「JCNツアーin東北2019福島開催」に参加をさせていただきました。
2日間で福島県の双葉・大熊・富岡町などを訪問する行程でした。

参加理由としましては、東日本大震災の被災地を風化させたくないという強い思いがあるからです。
そのため、現状を自分の目で見て知り、現場の声を聞くことが必要だと考え参加に至りました。

1日目は、福島第一原子力発電所を視察しました。
私は30年ほど前に、新潟県柏崎刈羽原子力発電所の積算業務に携わりました。
構造設計がどれだけ強固なものか、また検査の厳格さやセキュリティーの厳重さを知っているだけに、東日本大震災での福島第一原子力発電所の建屋水蒸気爆発は、信じ難い光景でした。
今回、実物を間近で見たことでさらに大きな衝撃を受け、愕然としました。
その写真がこちらです。

私は仕事に対し、誇りと責任を持って全力で取り組んできましたが、建物を施工する身として実際にその崩壊した建物に携わっていなくとも、どう言葉にしたらよいのか分からない、心にぽっかりと穴が開くような気持ちになりました。私には何ができるのだろうか、現在も模索中です。

2日目は、双葉郡にあるJヴィレッジに行きました。
ここの施設は震災から8年かけ今年の4月20日に全面営業が再開されたということですが、8年という時間が震災の規模を物語っています。
そのJヴィレッジですが、震災前は1997年に国内初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして設立され、男女のサッカー日本代表が合宿地として、またラグビー日本代表も使用するなど、トップレベルの活動が盛んな場所でした。震災後は原子力発電所の事故収束の対応拠点となったことで、スポーツが持つエネルギーの交換の場では一時なくなりました。

しかし、8年もの間、何とか復興しようとエネルギーを注ぎ続けた人々のおかげで、Jヴィレッジは現在営業してます。
その人々の多さは福島第一原子力発電所の事故収束への協力業者を見るだけでも十分に分かります。
↓↓↓↓↓↓

その人々のためにも、これからは今まで以上に活発な場所になってほしいと思います。

実際に、弊社がパートナー企業として関わっている「ちふれASエルフェン埼玉」は、今年この地で合宿をしました。
また、2020年東京オリンピックの聖火はこの地から、2011年W杯で優勝したなでしこJAPANがランナーとなり始まるそうです。

これらがよい機会となりJヴィレッジに活気を呼び戻すことで、物理的だけではなく精神面での復興につなげていけるのではないかと思います。
今はあまりの衝撃で何をどうすれば良いか模索している最中ですが、「桜ライン311」の活動と同様に、私は私にできることをしようと思っております。

あの日の出来事を後世にも伝えるため、やるべきことを見つけ出したいと思います。

PAGE TOP